さくらんぼ狩りの季節です!!

『さくらんぼ』は桜桃とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、およびその果実のことを指します。 サクランボの果実は丸みを帯びた赤い実が多く、品種によって黄白色や葡萄の巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもあるのです。



さくらんぼの生産者は桜桃と呼ぶことが多く、木を桜桃、果実をサクランボと呼び分ける場合もありますが、商品化され店頭に並んだものは、さくらんぼと呼ばれるのが一般的です。

サクランボという名前の由来は「桜の坊」からで、桜の実という意味ですが、観桜に用いるサクラの実は食用に用いられる桜桃とは違って大きくならず、食用にする果肉部分もぶ厚く生長しません。

生食用にされるのは主にセイヨウミザクラの実で、日本で食べられているサクランボもほとんどがこれに属します。また、調理用に酸味が強いスミミザクラの実もよく使われています。

さくらんぼは異なる種類で交配しなければ果実が実らない他家受精です。また、品種間に相性があり、異なる品種なら何でも良いというわけではありません。例をあげれば、『佐藤錦』では『ナポレオン』との相性良いです。

さくらんぼは、一般には「初夏の味覚」であり、サクランボや桜の実は夏の季語であるが、近年では温室栽培により１月初旬の出荷も行われています。

正月のさくらんぼの初出荷では贈答用として約３０粒程度が入った３００グラム詰めのパックで、３万円から５万円で取り引きされ“赤い宝石”と呼ばれることがあります。